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4 IP(知的財産)のシェアリング

さて、私はここで一つのブロックチェーンの使い方の提案をしたいと思います。

 

アプリに限らず、ゲームをヒットさせる要因としてキャラクター版権に代表されるIPが挙げられます。有名な漫画や映画を題材にすれば、もともといるファンが遊んでくれやすくなるでしょう。

もちろん有名な漫画などのをキャラクター版権をお借りするようなことは私のような個人開発者には難しい話ですが、個人開発においても、そのディベロッパー特有の世界観や雰囲気、ゲーム性なども、複数タイトルで一貫性を持たせる事で、固定ファンを獲得する事ができるでしょう。

ですが、それがうまく機能している個人開発者はごく一部です。

 

個人開発者たちがIPを共有し、一緒に育てるモチベーションをブロックチェーンで作れるのではないかと考えています。

これは言い換えるとディベロッパー同士のコラボレーションのハードルを下げるとも言えます。

 

具体的な方法は以下のようなものです。

 


 

 

①自分が作ったキャラクターなどをトークン化しユーザーに課金アイテムのような形で販売する場所を提供する。

②個人開発者はそのユーザーが持っているキャラクターやアイテムをゲーム内に登場させることができる。

 (ブロックチェーンネットワークからそのユーザーが所持しているキャラクターやアイテムの情報を取得する)

③個人開発者は①の販売所に導線をつける。

④キャラクターの作成者は販売した導線を特定できる仕組みをつくり、売上の一部を個人開発者に提供する。

 

IPの共有またはコラボ自体はブロックチェーンがなくてもできるのではないか?と思われる方がいるかもしれません。

もちろんその通りなのですが、実際問題難しい理由はそれをやるためにはそのIPがすでに十分な力をもっているか、もともと信頼関係が十分にできている人たちで協業する必要があります。

ブロックチェーン特にスマートコントラクトを利用することで信頼関係のまだない、よく知らない相手でも同じIPを共有できるようになります。自分の作ったキャラクターを他の開発者にも使って欲しいと思うデザイナー、開発者は少なくないと思いますが、自分キャラクター版権をマネタイズをしながら「気に入れば使ってください」という気軽なスタンスで、簡単にチャレンジできることが大切なポイントです。個人ゲーム開発者という生き物がいるのも、簡単にゲーム開発にチャレンジできるようになったからです。

 

キャラクターの提供はゲーム開発の知識は必要はないので、現在有名ではなくても面白いキャラクターを作っている漫画家の卵みたいな方(※)と知らないゲーム開発者が繋がりを持てる可能性があります。

(※)キャラクター群をお持ちの方、興味があればご連絡ください。

 

私はこのアイデアを形にするべく、「クリプト勇者(仮)」プロジェクトを立ち上げ、実現に向けて日夜努力しています。

クリプト勇者プロジェクトでは既存のブロックチェーンゲームの要素に加え、下記の点を追加で考えています。

 

・ゲーム開発ツールとしてUnityを用い、WebGLという技術でブラウザ上でゲームを実行(既存のブロックチェーンゲームに比べ、よりリッチなゲーム)

・クリプト勇者のキャラクターを使って、RPGはもちろん、アクションゲームやスポーツゲームなどを自由にゲーム開発者に作ってもらう。

・クリプト勇者ホームページ上で開発者達が作ったいろいろなゲームをできるようにする。

・ゲーム開発者にSDKを配布し、SolidityやWeb3.js等の知識なくイーサリアムネットワークと接続し、ユーザーの所持しているキャラクターの情報や販売が簡単実装できるようにする。

 

近々、SDKのアルファ版をリリースしますので、ご興味ありましたら私のツイッターなどをフォローしてください。

番外編 ブロックチェーンゲームのウィークポイント

 

この辺でブロックチェーンゲームの弱みについても語りたいと思います。

 

その1 ほとんどのことがタダではできない

 

ブロックチェーンへの書き込みはタダで行うことはできません。一般的なゲームでいうセーブデータをブロックチェーン上に持つとレベル上げやゲーム内のお金を得ただけでもユーザーには仮想通貨の負担(≒リアルマネーの負担)がかかってしまいます。

但しこれはオフチェーンにする(つまりブロックチェーン関係なくサーバー等で処理してしまう)ことで回避が可能です。

事実多くのブロックチェーンゲームはその方向に向かっているようです。いっそのこと全てオフチェーンにしてしまえば、完全無料の素晴らしいゲームができるのではないでしょうか。(←笑うところ)

 

その2 プレイするまでのハードルが高い

 

現状ブロックチェーンゲームはMetaMaskというChromeプラグインを必須としているものも多いようです。つまりスマホや他のブラウザではできません。そうでない場合も別のウォレットアプリが必要であったり、ゲームアプリで直接ウォレットの管理を行っている場合はセキュリティ面の不安があるでしょう。

もちろん今後のさらなるブロックチェーンゲームの発展により、これらのハードルが下がる可能性は大いにありますので期待しています。

 

ちなみに私のクリプト勇者では完全無料&PCブラウザの大部分である程度までのプレイはできるようにすることを考えています。(宣伝)

 

5 さらなるゲームの可能性へ

 

ブロックチェーンを利用したゲームはまだ例も少なく、これからも新しいものが次々に出てくることが予想されます。スマホゲームもいろいろがゲームがでていますが、大きく違うのは先に述べたように開発者の自由度の高さです。

 

また、ゲームの外に目を向けると、下記のようなブロックチェーン使い方が実現または検討されています。

これらはアイデア次第でゲームに応用できるのではないでしょうか?

 

  • ブロックチェーンを利用したポイントシステム
  • ブロックチェーンを利用した履歴書
  • ブロックチェーンを利用したクラウドファンディング
  • ブロックチェーンを利用した結婚証明書

 

どうですか?どんどん未来のゲームのアイデアが湧いてくるでしょう?

私にはサッパリ湧いて来ません。

 

まとめ

 

去年あたりからブロックチェーンでお金が儲かった、ブロックチェーンで幸せになった、ブロックチェーンで彼女ができましたなどの声がよく聞かれるようになりました。そしてCrypto Kittiesに代表されるブロックチェーンゲームも次々に誕生しています。私はゲームの個人開発者として、ブロックチェーンゲームへ強い興味を持ち、今後の人生をブロックチェーンと共に生き、ブロックチェーンとともに死んでいこうと決意しました。ぜひ皆様も一緒にブロックチェーンゲームを盛り上げていきましょう!

 

ライター:ちょいちょい
@ChoiChoiAdv

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